上司として失格だった発言をしてしまっていたワタシ
わたしが表題にある気持ちになったきっかけは、先日あるtweetを見かけたから。
tweetをしたのは、わたしがフォローさせて頂いているめんおうというお方。
はてなブログでは、読者1900人以上いるブログ界のスーパーサイヤ人のようなお人。
例えるなら、わたしはラディッツに瞬殺された、戦闘力たったの5の地球人。
めんおうさんは、戦闘力計測不能のフリーザ最終形態をたおしたスーパーサイヤ人の悟空といったところ。
まあ、比べるとかそういう問題じゃあなく、わたしとは天と地ほどの差があるお方。
そんなお方の、あるtweetに目が釘付けになった
<反感しか買わない上司の指導>
・お前バッカだなぁ
・他じゃ通用しないぞ
・指導されてるうちがハナだと思った方がいい
・指導するこっちの身にもなってくれ
・何度目だ?
・この仕事向いてないぞ
・どうすればできるようになるの?
・何でできないの?なお、他にもあれば、リプか引用ツイートで。
— めんおう@伝えるもの書き (@mennousan) January 18, 2019
<反感しか買わない上司の指導2>
・見ればわかるでしょ?
・お前くらいの頃、おれならもっとできたぞ?
・で?
・前も言ったよね
・何しに会社来てるの?
・そんなこともわからないの?
・恥をかかせるな
・(退職をにおわせると)例の件はどうなった?
・話すの時間のムダだわ
・オレの若い頃はな— めんおう@伝えるもの書き (@mennousan) January 20, 2019
<反感しか買わない上司の指導3>
・すいませんじゃないんだよ
・上に頭下げるのはおれなんだよ
・〇〇君は君と違って、すぐ覚えたけどな
・わざとやってるのか?
・やる気がないなら帰れ
・子供でもできるぞ
・時間内に終わらないなら早く来い
・よくそれで帰れるなぁ
・まだやってたの?— めんおう@伝えるもの書き (@mennousan) January 20, 2019
<反感しか買わない上司の指導4>
・ちょっとは自分で考えろ
・わからないなら聞きに来い
・これが社会の常識だ
・空気読めよ
・もう私じゃ面倒見切れんわ
・若いんだから我慢しろ
・若いんだから動けるでしょ?
・例えるとだなぁ・・・(例えられてもピンとこないやつ)
・言い訳すんな— めんおう@伝えるもの書き (@mennousan) January 20, 2019
これを見たときに、上記4つのtweet全てではないけど、それぞれ2~3くらいは、自分が上司のときに部下に直接言ってしまっていた事を思い出したのです。
わたしもめんおうさんと同じく飲食店勤務。
ちなみにめんおうさんは、
ラーメン屋さんに勤務されているとのこと
わたしがどういう状況で言ってしまっていたのか?
反省すべきところはどこか?
これらのことについてまとめたものが、本記事の内容になっております。
まずはこの2つ
- 指導するこっちの身にもなってくれよ
- 何度同じ事をいわせるんだ?
これは新人教育や新しいポジションを教えるときに、覚えが悪いとこんな風に言ってしまっていました。
これを見たときにふと思ったのは、相手が覚えが悪いのではなく、わたしの教え方が悪かったのかもしれないということに気づいたことでした。
簡単な仕事なんて、1回か2回教えればできて当然という考えが当時のわたしの頭にあって、できないとイライラしてしまっていました。
次第にイライラが強い口調となってしまい、その為相手は萎縮し本来ならできるものも、できなくなってしまっていたのだと思います。
つまりわたし自身が部下の成長の芽を、潰してしまっていたのかもしれません。
やはり教育する立場の人間なら根気よく教育し、自分がまだ新人の頃や、教育される側の立場だった頃などを思い出し、相手の立場に立って物事を考えること。
そして相手ができるまで、最後まで付き合うという気持ちが足りなかったな。という事。
つづいてはこちら
- すいませんじゃないんだよ
- やる気がないなら帰れ
この2つは部下がミスをしてしまったときに、言ってしまっていましたね。
わたしはパン屋に勤めていたのですが、異物混入(髪の毛など)や釣り銭間違いなどのミスがあるとイライラしてしまっていました。
ですが誰しもわざとミスする人はいません。
キチンと教育しなおして同じミスをしないように教えるのがわたしの仕事のはずです。
それなのに結局怒ってばかりいましたし、怒られた部下も怒られたという恐怖しか残りません。
なぜミスしたのか?今後どうすればいいのか?
という根本の解決に繋がりにくい環境をわたしがつくってしまっていました。
最後に
- コレが社会の常識だ!
- 空気読めよ
この2つは主に休みが取れないときに言ってしまっていたことです。
飲食店だと、なかなか会社規定の休日日数を消化するのは難しく、年間休日100日近くあっても実際はその半分しかとれないことも普通でした。
しかし休日日数をとれないのも、わたしの采配不足のため。
アルバイトが揃わないなら、揃わないなりのやり方で店を円滑に回せるやり方を模索するべきでした。
しかし結局は、社員の休みやサービス残業をさせて補おうとしていたので、部下の負担は相当あったと思います。
でもその時に、わたしはこう言ったのです。
飲食店なんだからガマンしろ。
社員なんだからしょうがないだろ。
やっぱりこう言われたら、やるせないし辛かったと思います。
せめて、休みとらせてあげれなくてスマンな
くらい言ってあげていれば、すこしは部下の気持ちもまぎれたかもしれません。
しかし、わたしも休みが取れなくて疲れていると、忙しいのに休みほしいなんて何言ってんだコイツ?
そんな態度で接していました。
わたしも新人の頃は、休みが取れなくて何度も会社を辞めようと思いました。
しかも当時のわたしの上司も、今のわたしと同じようにキツイ言い方でしたし、今でもその時の辛かったことは覚えています。
自分が辛かったことを、自分が他人にしてしまう。
かなり自分が非道い事をいってしまっていたのだなぁと、反省しました。
現在わたしは結局飲食店から身を引き、違う職種を選んで仕事をしています。
職種は変われど、いずれわたしにも部下ができると思います。
その時に同じ過ちを犯さないようにしていこうと心に決めた。
そんなめんおうさんのありがたいtweetでした。
おしまい