おはこんばんちは!MASAです。
先日2018年12月8.9日の2日間で行われた、霜月大祭にいってきました。
場所は、福島県の棚倉町にある八槻都々古別神社(やつきつつこわけじんじゃ)です!
祭りの内容は、アイキャッチ画像にもあるひょっとこ踊りや、剣術の演武など。
小さいながらも、福島県各地から、見物人がくるちょっと変わったお祭り。
お祭りは、山間部の厳しい冬到来直前の、楽しいひととき。
しかしながら12月中旬とあって、昼間でも気温はマイナス。
むっちゃ寒くて、手が凍りそうだった
そんな霜月大祭へのアクセスや、見所紹介などが本記事の内容となっています。
- 霜月大祭とは?
- 棚倉町へのアクセスは?
- 真剣そのもの!剣術の演武
- 愉快痛快!ひょっとこ踊り!
※時間の関係上、2日目の昼くらいまでしか滞在できなかったので、演武とひょっとこ踊りメインです
霜月大祭とは?
その年の収穫に感謝し、五穀豊穣を祈るお祭り。
祭りは300年以上の歴史あるもので、棚倉町に住む人にとっては、このお祭りを行ってやっとその年を越せるなって思えるくらい地元に根付いたもの。
祭りの出店では、その年収穫されたゆずやしょうが等が並んでいてどれも美味しそう。
棚倉町はゆずとしょうがが特産なのです!
屋台も多く楽しめます!
甘酒は、無料で飲むことができます!
寒かったし、嬉しいサービス!
棚倉町へのアクセスは?
福島県の白河中央インターチェンジを降りて、国道289号線を走れば30分以内には着きます。
いわき市方面からくる場合。
勿来インターチェンジで降り、289号線で60キロほど。
内陸の山間部にありますが、国道が走っていますので、いわき方面郡山方面からもアクセスは良好です。
毎年祭りの開始時間は違いますので、要確認です。
現代のサムライ、剣術演武
霜月大祭見所の一つが、剣術の演武。
この演武、普通の型の披露だけではなくて、自由組太刀といって木刀だけど本当の模擬戦のようなものもやるので迫力満点!
この日は白熱しすぎて、流血さわぎにもなってしまったほど。
知心五行派刀流の師範
左が演武5年目の外人さん、右が師範の息子さん
息子さんは剣術の道を進みはじめて、20年以上にもなる強者。
2人とも現在の住まいは関東なので、今日のお祭りのために棚倉町へ来てくれたのです。
息子さんの方は、毎日鍛錬に鍛錬を積んで、現在では師範の腕を凌ぐまでになっているんだって。
こういう型の演武から始まるのです。
この演武、毎年明治神宮でもお披露目するらしいですよ。
知心五行派刀流の極意は、刀を鞘に収めるスピードが他の流派とは段違いに速いのです!
演武を見るときは、そこを注意して見てみるとおもしろいです
このスピードをマスターするのに手を何十回も斬ってしまって、ようやく体得したんだって。
そして、本格的な自由組太刀へ(対人戦)
2人ともかなり本気モード!
この時に息子さんの木刀が、父親である師範の眉間を、ものすごいスピードでかすったため流血してしまったのです。
血がドバーッとでて痛そうだった
木刀でも、あんなに血がでるのに、
もしも真剣だったらと思うと・・・ゾクッっとするわ
演武終了後、練習風景に。
素振りしている大きな木の木刀は、手作りで重さ約10キロ
この日は100回くらい素振りしてたけど、むっちゃ重いのよ!
猛練習するときは、この素振りを5000回近く振るんだって。
お祭りに行けば素振りさせてもらえるので、ぜひ挑戦してみて!
私は3回もできなかった(汗)
愉快!ひょとこ踊り!
このお祭りのもう一つの見世物、ひょっとこ踊り。
こんな風に一つではなくいろいろな面を付け替えて、観客を楽しませてくれます。
この地方のひょっとこは、口の部分が出ているのが特長。
口の形を変えることにより、いろいろな表情を表現できるのです。
コミカルな動きもするし、BGMなんかはドリフのヒゲダンスのものを使ったりして面白おかしく演出してます。
地元の人達なのか、見物に来た人達も大爆笑。
この踊りは、福島県の三春にあるひょっとこ会が総本部なのだとか。
今日の踊り手さんは、浜通りの小名浜から棚倉へ来てくれたんだって。
楽しかったです! お疲れ様でした。
おわりに
いかがでしたか?
演武やひょっとこ踊りなんて、他ではあまり見られない貴重なお祭りです。
毎年12月の第2週の土日に行われますので、機会があればぜひ行ってみて下さい!
以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。