結論から申しますと、夏はバスの居場所さえ特定してしまえば、釣りやすい時期といえます。
さらにその居場所も特定しやすいのが夏なのです。
7月に入ると夏真っ盛り、スポーニングで体力の回復したブラックバスが多いのもこの季節。
体力があるので、ルアーにも果敢にアタックしてきますし、釣れればエキサイティングなファイトを楽しむことができます。
しかし昨今の夏の暑さは、尋常ではないですよね?人間も暑ければブラックバスも暑いんです。
バス釣りを始めた1年目は、全く釣れずただ暑さとの戦いでした(笑)
それが2年目3年目ともなると、少しずつ居場所や釣り方もわかってきてポツポツと釣れるようになって、ボウズでがっかりして帰る日が大分減りました。
それでも、ボウズの日は2回に1度くらいあります(汗)
私がバス釣りを始めたのは約3年前ですが、この3年間の夏のバス釣りの知識を、初心者なりにですが2つのポイントに絞って説明します。
- 夏のブラックバスは何処に潜んでいるのか?
- どうやって釣れば良いのか?
夏のブラックバスの特徴を知っておく
夏と言っても大きく2つの時期に分けることができます。
1つは、産卵の疲れが回復し体力も有り余っている時期。
この頃は夏といっても、まだ初夏の陽気で水温も20度くらいなのでバスにとっても過ごしやすい時期です。
2つ目の時期は、もう夏本番!8月以降の時期になります。
シャローだと、水温が30度くらいまで上がっているところもあるほどです。
温度計で水温をはかれば、そのフィールドの状態も把握しやすいです。
↓はデジタル水温計。水面でボタンを押せば一瞬で表水温を測れるすぐれもの
オーソドックスな水温計
近年は釣りをしていても、熱中症対策をしていなければ危険なくらいの気温。
当然ブラックバスにとっても、厳しい暑さです。
同時に釣り人も暑さ対策をしなくては熱中症になりかねません!
そこで
キャップ
顔の日焼けガード
腕の日焼けガード
UVカット手袋
釣りしてて倒れたらシャレになりませんからね。
準備は万全に!
ブラックバスの居場所はどこか?
冒頭でも説明しましたが、夏は居場所の特定が絞り込みやすいので、フィールドをよく観察しましょう。
特に確率の高い場所を3つにわけてみました。
- シェード(日陰)
- インレット(流れ込み)
- ディープ(深場)
シェード
日陰になっているところです。
木や枝が生い茂っていて、水面に影ができているところ。
橋桁や護岸の際の影。水門などの際。
日光が当たっている箇所は、暑くてバスも参ってしまいます。日陰に避難するのは人間と一緒ですね。
インレット
水が流れているところ
流れるプールみたいなものです。水の動きがないと暑いので、バスは水の流れを求めて一斉に流れ込みに集まることもあります。
流れ込みには餌を捕食しようと、やる気マンマンのバスも多いので、期待できるポイントといえます。
ディープ
深場に潜ってしまったバス
太陽に照らされて表層の水温は、熱湯状態。バスにとってはお風呂に入っているようなものです。
これではタマラン!と深場へ潜ってしまいます。
ダムや湖などは、水深が深いのでディープへいってしまうと、おかっぱりから釣るのは難しくなります。
バス釣りの基本情報満載の内容本!
居場所の特定も具体的に解説されています。
わたしはこの本をよんで、夏のバス釣りの攻略法を学びました。
脱初心者を目指したい方のは必見の一冊!!
どうやって釣ればいいのか?
夏は時間帯によって釣り方を変えるのが、効果的だと思います。
特に朝マヅメや夕マヅメの時間帯は、一番釣れる時間帯ですし、気温も下がり涼しくなるのでバスも動きが活発になります。
私の経験上、朝マヅメが夏では一番釣果を得やすいと感じています。
表層を意識している場合が多く、TOPウォータープラグやバズベイトなどで広範囲に探っていくと釣果もあがります。
ゲーリーの定番バズベイト、ジャンボバズ。
まずはこのジャンボバズ買っておけば間違いありません!
ジョイクロのようなビックベイトにも、果敢にアタックしてきますので楽しめます。
昼間の太陽が真上にきている、ドピーカンの暑い時間帯は、バスも日陰や涼しいところに避難しているのでシェードや流れ込み中心に探っていきます。
シェードにファットイカぶち込めば、高確率で喰ってきます!
これでダメならあきらめろとまで言わしめるデスアダー5インチ。
コレ1つ買っとけば様々なシチュエーションで対応できます!
流れ込みなどを打つ際に闇雲にルアーを投げるのでは無く、時間を空けて撃つと効果的です。
時間を空けて撃つとは、バスが流れ込みに入ってくるのを待ってからルアーを投げるということ。
何も考えず投げていては、場を荒らすだけで良いことは何もありません。
流れ込みに入ってきた事を確認してから投げれば、必ず喰ってきます。それは、流れ込みに来るようなバスは、ほとんどが捕食目的できていることが多いからです。
私も昨年の夏、バスが流れ込みにはいってくるのを待ってました。
その日はめちゃくちゃ暑かったけど、20分くらいじっと待っていて、来た瞬間に投げたルアーに45UPが喰ってきました。
おわりに
何度もいいますが、魚も人間も一緒で暑いのは苦手です。
私が少しだけ自分の事を上達したなと考えられるようになったのは、もしも自分が魚だったらどうするかな?何処に隠れようかな?なんて事を、魚の気持ちになって考えるようになってからです。
そうすれば自然と釣果も上がってきましたので、1度お試しになってください。
ここ数年の夏は、異常なくらい猛暑ですので、水分補給や適度な休憩をとって楽しいバスフィッシングライフを過ごしましょ!
以上です、おしまい