おはこんばちは!MASAです。
現在求職中の、ダメ人間まっしぐらのワタクシですが、若いときはもっともっとダメダメ人間でした。
そんなダメダメ人間の私が、ちょっぴり成長してダメダメのダメが一個減った程度ですが、自分の力で変われたよっていうお話。
ダメ人間だったけど、少しだけ変わる事ができた経緯
当時の私が、どのくらいダメだったかっていうと、嫌な事があったり自分の努力が足りないせいで上手くいかないことがあると、全部自分の顔のせいにしたり、他人のせいにしたりするようなヤツでした。
とにかくマイナス思考の塊のようなヤツで、自分にふりかかる嫌な出来事のほとんどを、悪い方向へしか捉えていませんでした。
私は少し特徴のある顔つきなので、小学生のころはよく顔の事でいじめられたものです。
いじめが原因で小学生の頃、若干鬱っぽい症状にもなってしまいました。
何人かは一緒に遊んでくれる友達もいましたが、すこしでも自分にとって面白くないことがあると、一緒に遊ぶことをやめてしまったんです。
いじめられてからというもの、人付き合いが面倒になってましたね、人を信用できないというかなんというか。
そういう付き合い方を繰り返していたため、1人また1人と友人のほうも私から、離れていきました。
中学に入ってからも無口だったせいか女子にキモいと距離を置かれ、高校ではパシリにされました。
結局あまり友達もいないし、1人で家に籠もってゲームばっかやってるオタクになってしまいました。
中学の頃に、顔が良ければ無口でも男、女関係なく向こうから寄ってくるんだろうなぁなんて事ばっかり考えてました。
この考え方が、後々まで続いてしまってました。
上京してもなにも変わらなかった事
友達がほとんどいなかった私は、東京の専門学校への進学を選びました。
地元に未練も無く、東京へ行けば何かが変わるかもしれないと、淡い期待もあったのです。
ほんと高校卒業しても、アホのままでしたね
しかし学生時代に、コミュニケーションを十分に学ばないまま社会へ出て行くことになったので、東京へいっても結局は対人関係で苦労した事はいうまでもありません。
学校でも友達作りが下手だったので、ほとんど友人はできませんでした。
もっとも苦労したのが、アルバイト先です。
いじめられた経験からか、先輩のちょっとしたからかいも本気でとらえるようになってしまい、バイト先では嫌われてました。上手く切り返す事ができなかったのですね。
無口で存在感の無い私でしたが、バイト先に好きな先輩がいたのです。
しかしやっぱりというか、告白も何もしてないのにキモがられてましたね(笑)
暗ーい過去です(笑)
就職してからの出来事
就職しても相変わらず、無口で何考えてるかわからないヤツっていうのが、私に対する周りの評価でした。
まぁ仕方ないか、俺と話したいやつなんていないよなぁ
自分から話しかける事が苦手だったので、職場ではほとんど口も聞かないし、孤立する一方でした。
社員として働くには致命的です、理由はアルバイトとの連携がとれないから。
私と一緒にシフトに入るとやりずらい。職場にはそういう雰囲気ができてしまっていました。
自分が変われるきっかけを作ってくれた人
そんなある日、店長がかわりました。
その人は底抜けに明るくて、誰とでも仲良くできるし平等に接してくれる人でした。
私と距離を置く事も無く接してくれました。
その店長は、いつも私のことを気にかけてくれてましたし、私も店長の事を信頼し始めていました。
あるとき私の事で、3つのことを指摘してくれたのです。
- 笑顔が無い
- 声が小さい
- 人の目を見て話さない
今にして思えば3つとも、人と接するときにはあたり前の注意事ですが、当時の私はどれもできていませんでした。
アルバイトから店長へ私に対する苦情がいったのだとは思いましたが、店長の事は信頼してましたし言うことを聞くことにしました。
でもどうやって改善すればいいのかわかりません。
店長に相談したところ、こんな風にアドバイスしてくれました。
笑顔が無い
鏡で自分に向かって練習をすれば良い。
笑顔は作ろうと思わなければ出ない。意識して作ろう。
声が小さい
まずは、出退勤時の挨拶だけでいいから、意識して大きな声を出すようにしよう。
自然となれてくるはずだから。
人の目を見て話ができない
目を見ると恥ずかしいのなら、首元でいいから見るようにしよう。
簡単ですがこのように言ってくれました。
改善しようと努力した結果、気づいた事
毎晩家に帰って、風呂に浸かりながら、鏡で笑顔の練習をしました。
自分でもキモイなとは思いましたが、続けて行く内に人前でもできるようになりました。
最初はぎこちなかったけど、周りのみんなの反応は良くて、最近変わったねと言ってくれたのです。
それから笑顔を意識して話すようになってからは、周りのみんなからの反応が目に見えて変わりました。
相手が笑顔になってくれたのです。
自然と話すこともできるようになりましたし、その結果声や人の目を見て話すことに抵抗がなくなりました。
話すようになってある人から聞いたのですが、以前の私は、いつもブスっとしていて、「この人怒っているのかな」とみんな思っていたようです。
だから、みんな避けていたのだということでした。
この時あああ!!!なるほど!
やっと気づいたのですよね。確かに私の人生振り返るとずっと無愛想でした。
顔が悪いからいじめられる、嫌われるって思ってました。
でも違うということにやっと気づけたんです。
この後人生初めての彼女もできましたし、ホント楽しくてしょうがありませんでした。
ほんの小さな努力と気持ちの持ちようで、人生観って変わるし前向きになれるっていうことがわかった出来事でした。
おしまい