請戸漁港の出初め式
2019年1月2日、浪江町の請戸漁港にて出初め式が行われたので見てきました!
出初め式とは?
その年1年間の安全と豊漁を願い、大漁旗を掲げ海の神様のまえで船を清めるというもの。
震災以降からずっと中止されていましたが、昨年の2018年より再開。
2019年の今年は再開されて2度目の出初め式となります。
請戸漁港の場所
請戸漁港は、福島原発からも近く帰宅困難区域の周辺です。
グーグルマップも載せてみましたが、実際に行ってみると地図と大分道も変わってますし、迷うかも知れません。
それほどまでに今は住んでいる人も少ないし、もうすぐ震災から9年たつというのに、復興工事の真っ最中なのです。
震災からたちなおろうとしている請戸漁港
30隻の船が係留してある請戸漁港。
このうち出初め式に参加したのは、19隻。
朝の6時頃、船に大漁旗を取り付ける地元の漁師の人達。
この日の気温は氷点下2度
マジで寒かったっす!
見に行くなら防寒着は万全の対策を!
19隻も横一列に並ぶと壮観です!
大体8時前に神社の神主さんのご祈祷がはじまり、その後に出航となります。
テレビ局や新聞社も来ていて盛り上がります!
大漁旗をなびかせ出航!
式もおわりいよいよ出航です!
撮影のポイントは港の中より、防波堤の突端で待ち構えて撮ると良いかもしれません。
上記の写真のように、スピードがでている船を撮影することができます。
ただし注意が1つ!
船からみかんを堤防めがけて投げつけてくるのです!!
ボーッとしているとみかんをぶつけられますよ~~
まぁ、ぶつかったら今年は縁起が良く、幸先の良いスタートとおもって怒らないで下さい(笑)
ちなみにわたしは、ボーッとしていてみかん当たって、ズボンが汚れました(涙)
その後沖へいって、お酒で船を清めて帰港して出初め式は終了となります。
大体10時前には終了といったところでしょうか。
出初め式には漁師のご家族や観光で来ている人も多く、この日は賑わっていました。
以前のような漁港にもどるには、まだまだ月日はかかると思いますが、地元の人達の熱意が伝わってくるような式になっていて、今回見学してみて良い思い出になりました。
この記事を読んだ方も、来年機会があればぜひいってみてください!